浦和区自治会連合会　自治会長紹介

コミュニティの街浦和区内で、日々地域のために頑張る自治会長さんを紹介するこのコーナー。
第5回は、本太四丁目町会　会長　加藤栄祐さんのご紹介です！

はじめに

本太四丁目町会です。　当町会は、南に本太小学校、公民館、保育園、氷川神社があり、北に浦和総合グランドがある、緑豊かな文化・体育ゾーンに所在しています。昨年は、百世帯の大型マンションが完成し、この入居全世帯の町会加入をみて、町会加入６５５世帯を数える中くらいの町会です。

町内「ごみゼロ」をめざしています

町内のごみ収集所は、町会理事が交替で清掃をしていますが、特に総合ごみ収集所については力を入れて、いつも「ごみゼロ」状態を心掛けています。

この活動には、率先して実行する役員たちがいて、常日頃から欠かさず「環境パトロール」をし続け、この方々の努力の結晶が「ごみゼロ」を保持している原動力です。「ごみゼロ」状態を維持するには工夫があって、ルール違反のごみ袋は"ルール違反のはり紙"を貼って、通行人の注意を喚起した後、一定日時が過ぎた後は、"持ち出し禁止"一時収納箱に保管するなどして、ごみ収集所近辺をいつも「ごみゼロ」状態にキープしています。人は、ごみの無い、きれいな場所には捨てません。きたない、ごみのある場所に捨てる習性があります。

町内「犯罪ゼロ」をめざしています

町内に本太小学校があり、子供たちの通学路になっていることから、地域の団体で構成する「もとぶとセーフティネットワーク」に加盟して、小学生の下校時パトロールを週５日行なっています。子供たちやお母さんたちから"さようなら""ありがとうございます"の声を聞くと励みになります。最近では、この活動に目を向けて呉れる方が出てきて、勤めが終わったから、ぜひ参加したいとの申し出があり、新しい戦力と期待しています。このパトロールの特徴はもう一つ、防犯と同時にごみ拾いの「環境パトロール」を行なっていることで「ごみゼロ・犯罪ゼロ」のパトロールと言えるでしょう。

町内「被害最少」をめざしています

長いあいだ懸案となっていた「防災倉庫」が町内に設置されました。これまでは行政側に同町内にある運動公園とか児童公園に設置したいと要望してきましたが、公園条例によって許可されませんでした。そこで万策尽きて、地元有志の協力を得て、地主さんの敷地内に設置することができました。そこには災害時に最低必要と思われる物資を保管することが出来るので、これからも内容の充実を図っていこうと思っています。

町内「全員参加」をめざしています

町内が一つになって盛り上がるイベントは夏祭りです。こども会の積極的な参加と、若いお父さんたちの関心が高まり、お神輿の担ぎ手が年々増えて来ています。夏祭りは、ご近所の世代を超えた人の輪を結ぶ唯一無二と言って良いほどの町内行事であることから、町会組織とは別にお祭り組織の充実を図っています。そしてその動きの中から、町会組織の次の担い手を育てて行きたいと思っています。近い将来には、お祭り委員の若手が、青年部長から町会執行部へと育って呉れることを願っている今日この頃です。

おわりに

世間では、団塊の世代の生き様が話題になっています。私は思うのです。人生８０年時代を迎えた今日、サラリーマン定年後の人生を考えた時、自分がお世話になった地域のボランティア活動がいかに大切であるかを。よくこんな言葉を聞きます。"これまで働き続けて来たのだから、のんびりさせて呉れ"と。でも、毎日、身も心も張りをなくして、家にばかりいたのでは、自分でアルツハイマーの扉をたたいているようなものです。私は心ならずも町会の活動に足を踏み入れてしまったのですが、今は、この活動があるからこそ、程よい緊張感と適度な動きのある充実した日々を送れるのだ、と思うようになりました。
町内の次を担う貴男様、貴女様、町会の活動は面白いですよ、奮ってご参加下さい。

本太四丁目町会
加藤栄祐

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